2021年5月!今VRを始めるならこのヘッドセットがおすすめ!
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VR元年と呼ばれた2016年に、プレイステーションVRやOculus Rift、HTC VIVEなどの初代端末が発売され、VRの時代が幕開け。
「没入感が凄い」という前情報は知っていたのですが、実際に体験してみてゲームの中に入り込んだという感覚に衝撃を受けました。
初代のPSVRを購入し、家庭でもVRを体験できるようになり、仮想世界を満喫しています。
それから5年経った2021年5月現在、これまでに様々なVRヘッドセットが発売され、VR端末の選択肢が多くなったため、どのヘッドセットを買えばよいか分かりづらくなっているので、5年間VR情報を追い続けたおすすめするVRヘッドセットを紹介します。
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コスパ重視のおすすめVRヘッドセット
まずはコスパ重視のおすすめVRヘッドセットから紹介していきます。
1位 Oculus Quest2
今VRヘッドセットを購入するなら、フェイスブックが開発したOculus Quest2一択です。
通常、本格的なVRを遊ぶなら高スペックなPCやプレイステーション4 or 5が必要なのですが、Oculus Quest2はヘッドセット単体で高品質なVR体験ができます。
価格も手頃で、64GBで税込37,180円、256GBで税込49,280円となっていて、2016年に本格VRを体験するのに最安だったPSVRの税込86,356円の半額以下ですからね。
Oculus Quest2を購入すれば、PCも追加のコントローラーやケーブルを購入することなく遊ぶことができるため、VR体験と価格の面でOculus Quest2を真っ先におすすめします。
どこでもVR体験ができる
Oculus Quest2単体で動作し、PCやプレイステーションと接続するケーブルが必要ないため、部屋中どこでも遊ぶことができます。
椅子に座って遊ぶことはもちろん、ベッドに寝転がりながら大画面で映画やゲームをしたり、FANZA動画を楽しんだりすると、その機動性の虜になりますよ。
ハイエンドVRゲームも遊べる
ハイエンドVRゲームは、高度な計算処理が必要なため、遊ぶには高性能なPCが必要で、Oculus Quest2単体では処理能力が足りなく遊べません。
しかし、Oculus Linkという別売りの専用ケーブルを購入し、ハイエンドVRゲームが遊べるPCと接続すれば、Oculus Quest2でハイエンドゲームが遊べます。
ゲームの処理はPCが担当し、Oculus Quest2は映像を映し出すことに専念するため、Oculus Quest2でもハイエンドVRゲームが遊べるのです。
更に、2021年4月のアップデートで、Wi-Fiを使ってPCと無線接続できるようになり、ケーブル無しでハイエンドVRゲームが遊べるようになりました。
PCとWi-Fiルータが有線で接続され、Wi-FiルータとOculus Quest2が6メートル以内の直線状にあり、Wi-Fiの帯域が5GHz(acまたはax)に対応しているなど、条件はちょっと厳しいですが、無線環境でハイエンドVRゲームが遊べるのは凄いことです。
Oculus Quest2単体で遊ぶこともでき、更に上のスペックのゲームを遊びたければ専用ケーブルとPCを用意すれば良いという拡張性もOculus Quest2をおすすめする理由の一つです。
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2位 プレイステーションVR(PSVR)
次におすすめなのがプレイステーションVRです。
プレイステーションVR本体税込 38,478円と、下記プレイステーション4か5のいずれかが必要です。
プレイステーションと合わせて購入する場合は、71,456円となり、Oculus Quest2より高額になりますが、他のハイエンドVRヘッドセットと比べると安くて高性能です。
プレイステーションVRはプレイステーションストアのゲームを遊べるのが魅力で、他のVRでは遊べないゲームもあります。
が、プレイステーションVRでしか遊べないVRゲームは無いに等しく、人気VRゲームはゲーム配信プラットフォームのSteamで購入できるため、プレイステーションVRでなければならない理由は現在それほどありません。
新しいプレイステーションVR2(仮)が2022年以降に発売され、性能やVR体験が大幅にアップデートされているはずなので、次世代機を待ったほうが良いでしょう。
コスパ重視のVR端末まとめ
コスパ重視ならOculus Quest2が最もおすすめです。というか、Oculus Quest2しか選択肢がない状況です。
程よく取り扱いがしやすく、PCと接続すればハイエンドのVR体験ができますからね。
税込37,180円から遊べるのも魅力的です。
プレイステーションVR2が出るまでは、Oculus Quest2がベストバイな期間が続くと思います。
ハイスペックVRヘッドセット
現時点で、最高スペックのVRヘッドセットも紹介します。
VALVE INDEX
VALVE社が開発した、ディスプレイ解像度、1,440×1,600×2(2,880×1,600)、フレームレート144Hz対応のVIVE INDEXは、ハイグレードな性能と、一般人が手に届く価格(税込138,380円)を実現しているVRヘッドセットです。
2019年6月28日発売の商品ですが、現在でもVIVE INDEXを超える評判のハイスペックVRヘッドセットは出ていません。
VALVE INDEXは、ベースステーションを利用した全身トラッキングが可能で、PCと接続して使う必要があるので、別途構成のPCが必要になります。
VALVE INDEXの特徴は、ハイスペックなヘッドマウントディスプレイだけでなく、コントローラーの操作性や体験がずば抜けているところにもあります。
通常のVRコントローラーは、手の動きをトラッキングするのとコントローラー自体についているスティックやボタンで操作するだけですが、VIVE INDEXのコントローラーは、指の動きや圧力まで検知することができ、VR世界のモノを感覚期に掴めるのが凄いです。
この、「現実と同じ動作がVR空間でも行える」ことが、高い没入感に繋がり、現状一般の人が使える端末の中で最高のVR端末となっています。
発売から2年近く経っていますが、未だにベストバイなVRヘッドセットです。
VIVE Cosmos Elite / VIVE Pro
企業やアミューズメント施設で採用されまくっているHTC社が発売している、VIVE Cosmos EliteとVIVE Proです。
Vive Proは2018年発売で価格は税込153,500円。VIVE Cosmos Eliteは2020年発売で価格120,989円となっています。
こう書くと、最近発売され価格も安いCosmos Eliteの方が良さそうですが、VIVE Proが有機ディスプレイなのに対し、VIVE Codmod Eliteは液晶ディスプレイになっていたり、ベースステーションは、VIVE Proの一世代前のベースステーションなので、スペックや精度的には2018年に発売されたVIVE Proの方が上です。
更に、VIVE Pro 2が2021年6月に発売されるので、HTC社のVRヘッドセットを購入するなら2021年6月まで待ってVIVE Pro2を購入することをおすすめします。
Pimax Vision 8K Plus
8Kに加え、視野角200度という、スペック上の数字だと他のVR端末を凌駕しているVRヘッドセットがPimax Vision 8K Plusです。
他のVR端末が、4K、視野角100~130度がほとんどというなかで、8K視野角200度という数字はずば抜けています。
発売当初、日本では買いづらかったため購入しておらず、実際に試せていないのですが、高スペックで税込115,000円と、比較的買いやすい値段にも関わらず、あまり評判を聞かないためそれほどメジャーな端末とはなっていないようです。
ハイスペックVRヘッドセットまとめ
ハイスペックVRヘッドセットなら、VALUE INDEXがベストだと思います。
2021年6月に発売されるHTC VIVE Pro 2の出来によってはVIVE Pro2の方が上になる可能性があるので、VIVE Pro2を検討するのも良いでしょう。
ただし、VIVE Pro2は、予約開始時点で初回販売分は終了し、次回の出荷7月以降になるようなので、予約はお早めに。
VIVE™ 日本 | 想像を超えたバーチャルリアリティの体験
その他のVRヘッドセット
通常のVR体験をするなら上記で紹介したOculus Quest2とVALUE INDEXがおすすめですが、こんなVRヘッドセットもあるよというのも紹介します。
Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit
Nintendo SwitchでVRが遊べる「Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit」というものがあります。
ヘッドマウントというより、覗き込むタイプですが、2019年4月に発売されてから現在までにおいて全く盛り上がっていないので、NintendoはあまりVRに力を入れていないようです。
VRは、子供の目の発達に悪影響があるという情報もあるので、子供をターゲットとしているNintendoにとってVRはそれほど重要ではないのかもしれません。
Windows MR
2017年10月のWindowsアップデートでWindowsに追加されたのがWindows Mixed Reality(Windows MR)で、Windows PCと同様に、Microsoft以外のPCメーカーが、Windows MRをベースに様々なVRヘッドセットを販売しています。
Windws「MR」なので、ヘドセットに取り付けられたカメラで撮影した外の映像と、VRヘッドセットの映像をミックスしたものが本来の「MR」ですが、メーカーによっては外部カメラがない普通のVR端末として販売しているところもあるので、購入を検討する際はスペックを確認してください。
おわりに
2021年5月現在において、VRを初めて購入するならOculus Quest2がコスパが良く、性能も十分で拡張性もあるのでおすすめです。
現状での最高のVR体験をしたい方にはVALUE INDEXがおすすめですが、2021年6月に発売されるVIVE Pro2の評判を待ってから買うのもアリです。