2017年モデルの新型PSVRと旧型を実機比較!変更点や使い心地を紹介
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2017年10月14日(土)発売された新型のプレイステーションVRをAmazonでゲット!!
どの店舗でも予約販売をしている中、Amazonだけは当日販売のみで、販売開始時間も不明でした。
PSVR販売開始から半年以上再販の傾向を探って情報発信していたこのブログの経験から、朝7時頃から販売される可能性が高いと予測。
記事にするために朝7時前からスタンバイして新型PSVRの型番で検索を続けたところ、7時20分ぐらいに販売されているのを確認しました。
ただ、検索結果の一番上に表示されると思っていたので、ただリロードを続けていたのですが、ふと下にスクロールしたところ新型が表示されているのを発見したのが7時20分ぐらい。
なので、本当はもっと早く販売開始されていたのかもしれません。
いつもなら「カートに入れる」ボタンが表示すらされないほど瞬殺で売り切れになるAmazonですが、この日は「カートに入れる」ボタンがいつまでも消えない…。
定価のPSVRがカートに入る感動(基本クソ転売ヤーのぼったくり商品しかなかったので)を味わっていると、買うつもりでは無かった新型PSVRをなぜか買っていました…orz
Amazonで定価のPSVRが売られていてしばらく買える状態が続いたという事実に「今買わねば…!」という悪魔のささやきに抗うことができなかったんでしょうね。
というわけで、[si t=”Amazonプライム” i=”43″]会員の僕は次の日にしっかり手に入れることができましたので、新型と旧型のPSVRの違い、感想を実機レビューします!!
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新型で変わったところ
新型、旧型の変更点を事細かに紹介します。
梱包の仕方がちょっと変わった
箱のサイズはほんの数ミリ四方小さくなった程度ですが、内容物の梱包の仕方が簡素化されました。
以前はケーブル類が個別に箱に入っていましたが、新型は一つの箱にドカッと入っているだけです。
片付けと取り出しはかなり楽になりました。
それにしても相変わらず付属品とケーブルは多いですねw
HMDに繋がるコードが細くなり左から出るように
プロセッサーユニットとヘッドマウントディスプレイ(HMD)をつなげるコードが一本の(正確には2本だが、しっかりくっついて1本になっている)細いコードになりました。
以前はコードの途中に結合部があったり、音量ボタンがコードの途中にあって邪魔。
更に、コードが太く、それなりに弾力があったので扱いが不便…。
それが新型では1本の細いコードになり、邪魔な部分も無く取り回しが格段に良くなりました。
旧型の一番細い部分は平べったくなっているのですが、一番太い長さを円にした程度の太さ。
太い部分のコードと比べると半分以下の太さ。しなやかさもあるのが良いですね。
また、HMDから出るケーブルは、旧型機は左側に這うように出ているのに対し、
新型は左横から真下に伸びています。
旧型機はケーブルがしなるのが気になって嫌で、ケーブルが垂れる位置も定まらず、ケーブルをどう扱うか迷いましたが、新型は場所が固定されているので比較的取り回ししやすいです。
ケーブルが無くなるのが一番ですけどね…。
電源・音量ボタンとイヤホンジャックがHMDへ
HMDとプロセッサーユニットの間にあった電源・音量ボタンとイヤホンジャックはHMDに移動しました。
旧型機のHMDの裏側はこんな感じで調整ボタンがあるだけです。
音量ボタンはHMDの裏側部分の右手側に。 電源は裏の真ん中に。
イヤホンジャックはHMDの後頭部部分に移動しました。
装着するとこんな感じ。
イヤホンは横の穴にはめることができ、プラプラしません。
旧型の音量ボタンはコードを伝いながら手探りで探していましたが、新型はHMDの固定部分にあるので探しやすさがちょっとだけ上がりました。
個人的にイヤホンジャックの移動はうれしいです。
旧型機の「コードの横から更にイヤホンコードが出ている状態」だと、片付けるときにイヤホンコードが邪魔でまとめにくく、次遊ぶときにイヤホンコードが絡まって解くのが面倒だからです。
イヤホンコードを解くのが面倒でPSVRで遊ばない時期がありましたからね…。
とは言っても、HMDからくるっと下がっているイヤホンコードは邪魔なのも事実です。
HMDから出るケーブルと絡まりにくくなったというだけで、本質的な解決になってはいません。
まぁ、ワイヤレスのヘッドホンを買えば良いだけなんですけどねw
前後調整のボタンの位置がちょっと変更
HMDの前後調整ボタンが、裏側から上に移動しました。
右下の調整ボタンが、
HMD上部へ移動。
右手で操作をするのは変わりませんが、親指操作から人差し指操作へと変わります。
僕は親指操作が慣れているので旧型の方がつけやすいですが、慣れを考慮しなければどちらも変わらないハズです。
おでこのクッション部分が薄くなった
おでこのクッション部分が薄くなりました。
旧型はこれだけ肉厚ですが、
新型はこれだけ薄くなっています。
装着感は旧型の方がピッタリ頭に均等に圧力がかかる装着具合で、新型は頭前部分に少し空間が空くような感じでフィット感はそれほどありません。
ですが、新型の装着に違和感があるかといえば、特に違和感は感じられず、つけにくいとも感じません。
むしろ、隙間が空くことで通気性が良くなり、ゲーム中の蒸れを軽減してくれます。
薄くなったことで劣化したように思いましたが、装着感は全く気になりません。
二つ交互に付け替えないと分からない程度の差です。
HDRパススルーに対応
HDRは、普通だと暗い部分や明るくて色が潰れてしまう映像もしっかり表示させることができる仕組みです。
HDR対応のゲームとテレビを使うことで、より鮮明な映像を楽しむことができるということですね。
旧型のプロセッサーユニットはHDRのパススルーに対応していなかったので、HDR映像を楽しむにはプロセッサーユニットからHDMIケーブルを外し、テレビに接続し直すということをしなければなりませんでした。
毎回付け替えるのが面倒なのです。
ですが、新型PSVRのプロセッサーユニットはHDRパススルーに対応したので、PS4とテレビの間にPSVRを挟んでもHDR映像が楽しめるようになりました。
プロセッサーユニットの大きさと仕組みの変更
プロセッサーユニットは少し小さくなり、旧型ではコードを挿すとき「ガシャ」っと動かして挿す必要がありましたが、その機構はなくなり、ただプロセッサーユニットに挿すだけとなりました。
初期から疑問だったのですが、あの動く仕組み必要ないですよね。新型で無くなって良かったです。
新型の使用感
新型機で実際に遊んでみた使用を紹介します。
全体的に変わらず
旧型機と比べて大幅なアップデートはされていないので、旧型機との使用感はほとんど変わりません。
コードが細く1本になったことによるケーブルの取り回しが少し楽になったぐらいですね。
後は、HMDの調整ボタンが移動したことで、以前のクセで旧型機のボタンの位置に指が行ってしまうのがちょっとイラッとしますが、これはすぐ慣れると思います。
軽さを感じる
新型機は旧型機と比べて10g軽くなっただけですが、ケーブルの重さや引っかかりが減ったので、数字以上に軽さを感じます。
ケーブルが細く軽くなったことで首を動かしやすくなったことも軽さの体感に繋がっています。
映像
新型になったからといって、映像がキレイになったりすることはありません。
よーく見ると網目がかって見えるのも相変わらずです。この辺は次世代機に期待ですね。
HMD用のディスプレイの進化が待ち遠しいです。
新型・旧型どちらを買うべきか
新型機が出たことで、旧型機の中古の値段がそれなりに下がってくるはずです。
そうすると、どちらを選んだ方が良いか迷いますが、決め手はHDR映像を求めるかによるでしょう。
HDR映像を楽しみたいなら新型機1択です。
HDR映像にこだわりがないなら安い方を購入する。で良いと思います。
PSVRは一部の限られた店舗でしか売られていませんでしたが、新型機から取り扱う店舗が増えたことからPSVRの生産体制も整っていると思われます。
これからも月一の再販が行われるハズなので、その時を狙うのも手ですね。
去年の発売後の流れだと、再販日はその月の最後の土曜日が最有力で、最後の週の木、金もありえます。
新型で変わっていないところ
旧型で報告されていた問題点がどのようになったかも紹介します。
映像の左ズレ
シネマティックモードなどで映像を見ていると、映像がだんだんと左にズレていく現象が旧型機ではありました。
残念ながら新型でも左ズレは起きます。
個体差やその人の気に仕方にもよりますが、神経質な人は満足できないモノのままです。
僕はシネマティックモードで映像を見たりしないので気になりませんし、ズレたらOptionボタン長押しで直す方法で問題なく使えます。
PSVRオススメのソフト
PSVRを買ったらこれをやっておけというソフトは別記事にまとめてあります。
PSVRのスゴさを体験できるゲームを紹介していますのでご参考に。
おわりに
想定外の買い物をしてしまいましたが、レビュー記事を書けたから良しとします。
新型機はまだまだ手軽に遊べるという段階まではきていないので、これからの進化に期待です。
販売開始から1年経ってようやくゲームソフトが充実してきたのはうれしいです。
新型と同時に発売された「[t t=”V!勇者のくせになまいきだR” a=”B074FMH7KL”]」なんて思いの外面白いですからね。
PSVRソフトでパッケージ版が発売日に売り切れになるのはスゴいですよ。